ニキビ治療で行われるケミカルピーリング

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ニキビ治療で行われるケミカルピーリング

2012-04-20

思春期のお肌のトラブルと言えば、ニキビ。どちらかというと、脂っこい肌の自分もしばしば悩まされたもので、自分の顔を鏡で覗くのも嫌なくらいでした。ニキビというのは、十代、二十代だけの専売特許ではなく、実は女性ホルモンの影響や、バランスの良くない食生活や不規則な生活習慣、ストレスが原因で、大人になっても悩まされることが少なくありません。ですので、時期がくれば治癒するとたかをくくらずに、適切にニキビ治療を受けてケアにつとめることが大切です。

にきび治療では、皮膚科を診療する方が多いでしょう。自分自身も皮膚科で調合してもらった塗り薬や、飲み薬も試していましたが、あまり症状が良くはなりませんでした。結局、年齢と共に治っていくものだとあきらめていました。できることといえば、膿が出来たら、熟すまで待って芯を取り出して潰し、漢方の膏薬を塗ってなるべく傷口をきれいに塞いでおくことでした。

男女問わず、自己流のニキビ治療では、へたにいじると一生痕が残ったりしますので、注意が必要です。また皮膚科でも美容にはあまり関心がないところは、ニキビ治療には熱心ではないので、よく見極めましょう。

ピーリングというと、英語の直訳から皮を剥ぐ、痛々しいイメージがあります。医学治療でいうピーリングとは、古くなった角質層を刺激して剥がれ落ちるように処理することを意味します。ピーリングにはエステティックサロンだけでなく、皮膚科や自宅でできるものもあります。

ピーリングの方法には薬剤を使用するケミカルピーリング、レーザーピーリング、物理的なピーリングの三種類があります。ケミカルピーリングは、自宅でできる美顔器を用いれば、エステ並みの効果が期待できることもあります。ケミカルピーリングでは、ニキビ治療のみならず、美肌効果も得られるという相乗効果があるのです。そもそも、ケミカルピーリングとは、皮膚に意図的にグリコール酸などで障害を与えて、炎症を起こさせ、その反動で皮膚の新陳代謝や血流の改善をして、新しい皮膚の再生を促すものであるのです。そのため、ケミカルピーリングはもともとは乾燥肌やしみ、そばかすや小じわや色素沈着などを防ぐ、若返りの美容ケアとして考えられてきたものであり、それをニキビ治療にも応用したのです。

ケミカルピーリングに使用される薬剤は、治療目的や部位によって異なりますが、おおむねフルーツ酸と呼ばれる、オレンジやレモンなどの柑橘類に含まれるクエン酸や、ヨーグルトに含まれる乳酸などを使用しています。通常の食生活で摂取していて問題のないものばかりをお肌に与えるわけですから、安心なのです。

皮膚科におけるケミカルピーリングでは、まず肌の状態を検査して、薬剤の種類や濃度、塗布する時間を慎重に決定します。洗顔で皮脂を落としたのちに、ピーリングの薬剤を塗ります。塗った直後に酸による炎症で痛みがありますが、適切な皮膚科であれば、中和剤で行き過ぎた酸の浸透を食い止めてくれます。その後は、肌を冷やして患部の角質や表皮が剥がれ落ち、再生されるのを待つのみです。ケミカルピーリングは術後のケアが大事ですから、信頼のおける皮膚科にあらかじめ相談しておきましょう。