エステサロンと医療機関でのケミカルピーリングとの違い

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エステサロンと医療機関でのケミカルピーリングとの違い

2012-04-20

ケミカルピーリングは皮膚に薬剤を塗布して、古い角質や表皮、真皮を化学的に溶かし、新しい皮膚の再生を促すものです。ケミカルピーリングはアンチエイジングに使われる他、ニキビ治療やにきび痕、シミ、くすみ、シワ、色素沈着などにも効果的で皮膚疾患の治療や改善に使われています。また妊娠線、四肢などにも用いられます。

ピーリングで使用される薬剤は、アルファハイドロキシ酸はフルーツ酸と呼ばれ、サトウキビ、ヨーグルト、りんごなどに存在しています。中でも特に成分として多く用いられているのがグリコール酸と乳酸です。グリコール酸はサトウキビに多く含まれており、日本人の肌に合い、ターンオーバーを早く促す為、このグリコール酸を使用した薬剤が主流となっています。

トリクロロ酢酸はアルファハイドロキシ酸よりも強い薬剤で深いピーリングが可能になります。しわの改善など本質的な治療ができます。2000年11月に厚生労働省は、ピーリングは医師のみが行う医療行為であると通達しました。それまで特に安全基準等が明確でなく、エステサロンでもケミカルピーリングを行うことが可能でした。しかし、この通達によって今現在は、ニキビ治療目的のケミカルピーリングはエステサロンでは行えなくなっています。

皮膚科では、主に20~50%のアルファハイドロキシ酸を使ったピーリングをします。主に角質を剥離する効果があるもので、サリチル酸もよく行われています。皮膚科ではトリクロロ酢酸を使用した治療ももちろん可能です。ニキビ治療で行われる皮膚科のケミカルピーリングは毛穴のつまりやオイリー肌を改善し、それによってニキビ治療をします。特に大人になってからできるニキビは角質の機能低下により毛穴が詰まりやすくなることで起きるので、ケミカルピーリングでターンオーバー促し、肌を再生していきます。

ニキビ治療で使われる薬剤は主にアルファハイドロキシ酸ですが、ニキビ痕には皮膚の深いところまで達しているものがあるので、それにはトリクロロ酢酸やサリチル酸などを用いて治療をします。エステサロンではこのトリクロロ酢酸やサリチル酸などの取り扱いはありません。ケミカルピーリングは種類や濃度、施術時間などその方に適したものを医師が選び、施術することでより安全でより効果の高いものになります。